ヴァイオレット・エターナルは2023年にマジャスティスのギタリストであるJien Takahashiが考える究極のメロディック・メタルを体現するべく、ヴィジョン・ディヴァインやダーディアンで活動をするボーカリスト、イヴァン・ジャンニーニへコンタクトを図った事が発端となり結成。
二人はデュオ形式での活動を決めてすぐにアルバム制作へと着手をする。
そうして生み出され『Reload the Violet』と名付けられたデヴュー・アルバムではイヴァンによる力強いヴォーカルと、Jienが紡ぎ出す日本らしさ溢れる楽曲が融合し、メロディック・メタル好きならば冒頭から心を打たれること間違いなし。
ジェイソン・ベッカーをも唸らせたJienのギタープレイも勿論健在だ。
黄金期のストラトヴァリウスを彷彿とさせるパワー・メタル路線の楽曲からモダン・メタル調のパワー・バラードなどヴァリエーション豊かな楽曲群から構成される本作はデビュー・アルバムでありながらも高い完成度を誇る。
アルバムを象徴するアートワークはJien自らがデザインを手がけ、作品の世界観をより広げている。
そしてMinstreliXのギタリストであるTakaoやキーボーディストのYUHKIを始めとする多数のゲスト陣を迎えて制作された本作ではイリュージョン・フォースやマジック・オペラのベーシストとして活躍するオリー・バーンスタインと、
SKELETOONでの活躍を経て現在はNEKOMATAのギタリストを務めるアンドレア・カッペラーリの両名が全面ゲスト参加し、作品のクオリティ・アップへ大きく貢献している。
更にはサウンド・プロデューサーとしてデニス・ワードを迎えた彼らはメロディック・メタルの超新星、ヴァイオレット・エターナルとしてデビューする!